父親が子供に対して無関心で困る。
こんな悩みはありませんか?
こそ誰においては、母親はもちろん、子供ですらそう感じる場面もあるでしょう。
しかし、父親が子供に無関心というのは、必ずしも悪影響ばかりではありません。
本記事では、父親が子供に無関心であることの全てを解説していきます。
この記事で分かること
- 子供に無関心な父親の特徴
- 父親が子供に無関心な理由
- 父親が子供に無関心なのは悪影響なのか
子供に無関心な父親の特徴5つ

子供に無関心な父親が多い。
こんな話を聞く機会があるかと思います。
ただ、どのような父親が子供に無関心と言えるのでしょうか?
まず最初に、子供に無関心な父親の特徴を解説します。
ポイントは以下の通りです。
それぞれ解説します。
子供の勉強の成績に興味があまりない
子供の勉強の成績に興味がない。
この手の父親は、子育てに無関心であることが多いです。
塾選びの時に嫁任せにしているタイプ。
学校のテストの点数すら把握していないタイプ。
色んなパターンがありますが、子供の学業にあまり関心がありません。
もちろん、勉強への優先順位が低いだけの可能性もあります。
ただ、勉強の不出来が人生において明らかに影が大きいのは事実。
にも関わらず、そこに興味を持たないのは、無関心父親の典型です。
※アホすぎて、勉強の重要性などを把握していない可能性もあります。
「傍観者」という立ち位置
子育てにおいて、基本的に「傍観者」というスタンスの父親。
これもまた、無関心な父親の特徴です。
このタイプは、子育てに対してあれこれ口を出しません。
基本的に母親が子育ての主役です。
そして、母親と子供がやり合っているのを傍観しています。
特に自分の意見を言うわけではありません。
本当に見ているだけで、ただそこに存在しているだけの人です。
このような父親が多いことから、「父親不要論」も出る始末です...
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趣味や仕事に没頭している

趣味や仕事に没頭している。
その結果、子供に無関心な父親。
これもまた、一定数存在する子育てに関心のない父親です。
このタイプは、子供が可愛くないわけではないです。
単純に、趣味や仕事の方が優先順位が高いのです。
しかし、1日は24時間しかありません。
人生とは時間をどう使うかで、その人の生き方が変わってきます。
このタイプの父親は、子供と関係する時間の割合が極端に少ないのです。
この中には、ゲームや漫画にハマり、子育てが雑になる父親もいます。
子供に関する記憶がかなり曖昧
父親が子育てに無関心かどうか?
これを判別する方法の1つが、子供に対する記憶です。
幼稚園の時の記憶。小学校、中学校の時の記憶。高校生になってからの記憶...
子供には色々な段階がありますが、それぞれ何かしら印象はあるもの。
ただ、子育てに無関心な父親ほど、各フェイズの記憶が曖昧です。
ひどい父親だと、子供の現在の年齢すら言えないことがあります。
子供の誕生日なんて、平気で忘れたりします。
心の底から子育てに興味がないのでは?と疑うレベルの父親です。
子供と喧嘩をしない
子供と喧嘩をしない父親。
一見すると、子供思いのいい父親にも思えます。
しかし、本気で子供と向き合えば、どこかで親子喧嘩は起こるもの。
喧嘩をしないと言うのは、裏を返せば無関心だと言うことです。
マザーテレサの名言「愛情の反対の言葉は無関心」が思い出されます。
結局のところ、喧嘩をしない父親は、本気で子供と向き合っていません。
それは、子育てに無関心なタイプだからでしょう。
父親が子供に無関心なのはなぜ?その理由

子供に無関心な父親は、どうして無関心になるのでしょうか?
父親が子供に無関心になりやすい理由として、以下が考えられます。
それぞれ解説します。
父親の育ってきた環境の問題
父親が子供に無関心な場合、その父親が育った環境の原因があるでしょう。
自分自身が親と特に関係が深いわけでもない。
そうなると、自分の子供にも同じように接するはずです。
もちろんこれは、悪気があるわけではなく、当たり前の感覚の問題です。
また、兄弟がいたかどうかなども影響します。
例えば、兄弟の一番上で、弟や妹の面倒を見てきたタイプ。
このタイプが父親になると、やはり子煩悩なタイプの親になりやすいです。
一方で一人っ子で、小さい子の面倒を見たことがないと、その逆になりやすい。
こんな風に、父親自身が育った環境の影響も受けます。
性格の問題であれば「遺伝要因」

環境要因以外の原因であれば、「遺伝要因」で大体説明がつきます。
要するに、そういう性格の父親なのです。
そもそも、人の興味関心などは性格で決まりやすいです。
漫画に興味を持つかどうか、音楽が好きかどうか。
こんな趣味レベルの好き嫌いですら、本人の性格要因の影響は大きいです。
そして、性格とは遺伝子で決まるものです。
要するに、それ自体は「親ガチャ」です。
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つまり父親は、性格的に子供にそこまで興味がない人なのです。
本当にそれだけのことです。
父親が漫画に興味なくても不思議じゃないですよね?
音楽に興味がなくても不思議じゃないですよね?
そういう人なんだな...と思うだけですから。
と言うことは、子供に関心があるかどうかも同じレベルの話なのです。
生物的に男はそんなもの
最後は、生物的な問題。
そもそも女性は、自らのお腹を痛めて子供を産みます。
そのため、「私の子」という当事者意識が強い。
一方で男性は、種付するだけ。出しておしまい。
自分自身に特段痛みを伴って産んだわけではありません。
このことから、母親の方が愛情深くなりやすい。
これはもう、仕方のないことなのかもしれません。
そしてそれは、多くの場合子供にも伝わります。
だから、「母は好きだけど父は嫌い」みたいな現象が起こりまくるわけです。
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父親が子供に無関心なのは悪影響なのか

最後に、父親が子供に無関心なことが悪影響なのか?を解説します。
正直なところ、メリットデメリットの2つが存在します。
父親が無関心なことのデメリット
父親が子供に無関心なことは、当然デメリットがあります。
そして、デメリットは子供が成人した後に顕在化することが多いです。
では、デメリットとは何か?
それは、「大人になってからの親子仲が最悪」です。
父親が子供に無関心な場合、問題は子供が親元を離れた後です。
この場合、子供は父親には特に感謝の気持ちを持っていません。
その状態で親元を離れ、親と過ごす時間も減れば、父への感情はさらに弱くなります。
父親との関係は、完全に冷め切ります。
父親からすれば、親孝行してもらえないでしょう。
父親が無関心なことのメリット
「無関心」と一言で言っても、色々あります。
子供の人生に口出しないことを徹底している親です。
この場合、子供は親に頼らず、自分のことを自分で決めようとします。
つまり、1人で決定して責任を負いながら生きる力が身につきやすいです。
正直なところ、過干渉な親に育てられた子供よりまともな子に育つかもしれません。
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まとめ:父親が子供に無関心な理由とその影響
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
この記事のまとめ
子供に無関心な父親の特徴:
- 勉強の成績に興味がない
- 傍観者として子育てに関与しない
- 趣味や仕事に没頭
- 子供に関する記憶が曖昧
- 子供と喧嘩しない
父親が子供に無関心な理由:
- 父親自身の育ちが影響
- 性格が遺伝的な要因
- 男性は生物学的に子育てに距離を置く傾向がある
無関心な父親の影響は必ずしも悪くない:
- デメリット: 成人後の親子関係が希薄に
- メリット: 子供が自立心を持ちやすい、過干渉を受けずに育つ